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LIFEPORT

人生に良い悪いはない。来た道進む先が違うだけ。英語とロックが僕の人生

【解答解説】IELTS10 TEST2 Reading(リーディング)Part3

IELTS IELTS-IELTS公式問題集解説

Reading Passage 3

Museums of fine art and their public

Museums of fine art and their public

Q27-31 Sentence Completion

Q27 B

このタイプの問題でも僕は空欄前後ではなく問題文をすべて読みます

IELTSは単語力です
英語が苦手だという人ほど単語力からは逃げないで頂きたい
逃げれば逃げれるほど目標は遠のいてしまいます・・

でQ27ですが、空欄までの流れはこうです

「人はオリジナルの芸術作品の価値を受け入れているので美術館に行く
が、小説のオリジナル原稿を読むために美術館には行かない、なぜなら・・・だから」

このような流れです
そして空欄の前後に注目すると

「小説の利用は長らく・・・に依存していた」とあります
つまり人が小説を読むためには何かに頼っていたということで

この内容に当てはまるのはB「mass production」(大量生産)です

Q28 H

IELTSあるある問題です

気づいた人と気づかない人は選択肢の絞り方は一瞬で変わります

空欄の直後に注目

are

そうです、Q28は複数形しかありえません
こういうヒントは知っていればすぐ気づけるので慣れましょう

そしてこのQ28に入れそうなのはおそらく2つ

H underlying ideas(根本にある考え)

J readers(読者・読み手)

正解はHでしたね
逆にJがなぜ間違いかですが、仮に「読み手」を入れてしまうと
まるで「芸術作品(モナリザのような)」が読み手が大事でないような文章になってしまいます

そのような描写があれば正解の可能性はありますが
本文にそのような記述は見当たりません

Q29 F

これはひっかけ問題でした

問題文を読みます

「しかし、歴上の時間においてレオナルドのような芸術家は
喜んで自分の作品の複写を制作するよう・・・を指導し(以下省略)」

まず、ひっかかった人の回答はF「artist」です
つい人の名詞が見つかったので選んでしまったのでしょう

ここで本文に戻ります
3段落目、丁度モナリザの絵のすぐ横にある文章です

artists seemed perfectly content to assign the reproduction of their creations
to their workshop apprentices as regular ‘bread and butter’ work.」

文章の意味は

芸術家たちは生活のための定期的な仕事として
自分たちの作業場の見習いたちに自分の作品の複製をするよう割り当てることを
完全に喜んで受け入れているようだった」

このような内容です

ちゃんと問題文を読んでいれば「芸術家たちが芸術家を?それはおかしいな」と気づけるはずです
しっかりすべての英文を読み込める心と時間の余裕を持てるために単語力を上げましょう

Q30 G

Q29の続きです。問題文に「these days」とありますが
本文でも先ほどの箇所のすぐ近くに「today」とあるので回答も近そうです

またここも「colour and ・・・」と並列の関係にありますので
基本的には単数名詞が入るはずです

そのように選択肢を絞っていけば本文の内容と照らし合わせれば

G「size」(形)≒ scaleが選べます

Q31 D

回答に該当する本文の箇所は

「Unfortunately, this seems to place severe limitations on
the kind of experience offered to visitors.」です

おそらくこの問題を間違えてしまった方はJ「readers」を選んでしまったはずです

この問題に「人」が入るということと
visitorsの同義語を選択するということはわかったはずです

しかしここは「読み手」という狭義ではなく本文が意図しているのは
美術館を訪問する人のことです

それにより近いのは「public」民衆、一般の方です

また、本文で「the special status」という表現があります

「せっかく素晴らしい複製が普及したというのに
美術館はオリジナル作品に特別なステータスを促進する。
でも・・・・はそんなこと興味はない」

そういう流れであるとするとここは「public」を入れて
「special」との対比をしたほうが全体の流れに適合するはずです

Q32-35 List Selection

Q32 C

キーワードは「London National Gallery」です
5段落目、P49の最後あたりにあります

この「London National Gallery is ・・・」から
段落最後の「'worthlessness' in such an environment.」
までの意味が少しわかりにくいかと思います

要約すると

「London National Galleryは数え切れないほどの部屋に収容されていて
それぞれには数多くの作品があり、どの作品1つをとっても
一般の訪問客が保有するもの全て(家に持っている美術品)合わせたものよりも
もっと価値のあるものである可能性が高い。

人個人のステータスをその人達の物質的価値で
かなりを判断してしまうような社会において、このような環境の中では
誰かが自分が思う’価値が無いな’というものでさえ感嘆しない
(え、全然興味ないけどって本当は思っている)という態度をとるのは難しい」

このようなことが書いてあります。

会社の社長が連れてってくれた料亭がクソまずかったとしても
「社長これう◯この味がします」とは言えないのと同じです

つまり「自分のもつ意見を持つことに対して悪影響を及ぼすような場所である」
ということで正解はCです

Q33 D

キーワードは「today」

現代の見物人(=viewers)を本文で探すと6段落目の中段に「and so today’s viewers・・・」
とそのままあります。そしてこのSo以降が因果でいうと結果に該当し、問題文の内容になっています

ということは正解に該当する記述はこの前にあるはずです
そしてそこにこのような記載があります

「Evidently, nothing the viewer thinks about the work
is going to alter that value, and so ・・・」

何も変えられない

何を?作品の価値をですね

自分がどう思っていてもその作品について
どこかの誰かや組織が「素晴らしい」という評価を与えたら
個人がどう思おうと関係ない
というような内容ですね

ということで正解はDです

Q34 A

キーワードは「displacement effect」です

このキーワードが出てくるのは7段落目です
回答は7段落の1文目が該当します

「The visitor may then be struck by the strangeness
of seeing such diverse paintings, drawings and sculptures
brought together in an environment for which they were not originally created.」

”このような多様な絵画やスケッチ、彫刻を元々創作された環境ではないところに
全部一緒に持ってこられているのを見る違和感に襲われるだろう”

と書いてあります。この内容が要約されているのはAです

なお、この文章のあとに
This ‘displacement effect’ is heightened ・・・」
と続きます

「heighten」は「~を高める、強める」という意味の他動詞です
単語の用途としては「+@」です。問題Dは「caused by・・・」と聞いています
つまり原因を聞いていますのでこの7段落目の後半は回答として正しくありません

Q35 D

特にキーワードになるようなワードは見当たりません

しかしこれまでのQ32~34の流れからして回答は各段落ごとに1つずつなので
8段落目にありそうです

IELTSはあまり突拍子もない問題の出し方をしないです
「ひょっとしたら最後の段落かもしれない・・・」という気持ちは杞憂に終わります

さて8段落目を読んでいくと2行目が回答に該当しそうです

「A fundamental difference between paintings and other art forms is
that there is no prescribed time over which a painting is viewed.」

”規定された時間がない”と書いてありますね
言い換えれば「始まりも終わりもない」と同じ意味ですね

ということで回答はDです

Q36-40 YES/NO/NOT GIVEN

NOTE:DO NOT WRITE NG in your answer sheet!!

くれぐれもご注意下さい

Q36 NOT GIVEN

この形式の問題の解き方でおすすめするのは

問題が何個であれ上から3つまで内容を覚えておく、です

これは本当におすすめします

まず上から2つがNOT GIVENは「ほぼ0%」だと思って下さい
仮に自分が本文を読んでいて問題の上から3つ目が出てきたら
問題の箇所を見逃していると思って下さい

それを踏まえて先にQ37の話をしますが、明らかにこの問題に関連する記述があります
もうこの時点でQ36はNOT GIVENです

これで終わらせたいのですがあえて言及すると

7段落目は前の問題で見たような「芸術作品の時間や場所」について書かれています
英語の文章は基本的に1段落で別の話題は出てきません

そして8段落目はQ37の内容が出てきます
ですからQ36はNOT GIVENです

Q37 NO

8段落目の1文目に「that(=approach) of the art historian」という記述があります
そして2文目に「This is in perfect harmony with the museum’s function,・・・」

という記載があります。このため問題文の「conflict」と矛盾するため回答はNOです

Q38 YES

9段落目の中段に

「The museum public, like any other audience,
experience art more rewardingly when given the confidence
to express their views.」と言う記載があります

この「when given」は「If」と同義語です
つまり”もし自分の意見を表現する自信を(美術館を訪問する一般の人々に)与えられたら”
彼らは他の観客のようにもっと満足して芸術を体感するだろう”という意味になります

これを言い換えたものがQ38の問題文と捉えることができるため正解はYESです

Q39 NOT GIVEN

これはもうどこを見ても芸術作品の売買については書かれていないためNOT GIVENです

Q40 NO

かなり難しかったのではないでしょうか

回答は本文の最後の文章が一体何を意図しているのかを読み取る必要があります

そのために1つ前の文章を要約しますと、ここでは

「芸術作品が文学や音楽のようにいつでも手に入るようになったら一般の方は
作品への畏敬の念をそれまでよりも抱かなくなってしまうかもしれない」

と書いてあります

筆者は

* 芸術作品自体は学術的ではなく表面的に楽しんでもらえば良いものだ

* 一般の人はもっと芸術作品に対して自分の意見を言うべきだ

* もっと意見を言う自信を持つべきだ

という姿勢で、「芸術作品・鑑賞を敷居の低いものにすべき」という意見を持っています

先ほどの文章は「If」で始まっていて、仮定の話として

「簡単に手に入るものにしたら(それは良いことだと思うんだけど)、
ありがたみがなくなってしまうかもしれない。(もしそうなったらね)」
という話をしています

そしてそれに対して

Unfortunately

”残念だけど”という書き出しで

too much to ask

要求しすぎだ(=それは無理だ)

と自分の仮定に対して自分で否定しています。それが何かというと

「ask from those who seek to maintain and control the art establishment.」
”芸術の施設(≒美術館)を維持管理することに努めている人たちに要求すること”

もちろんこれは美術館関係者のことを指しています

つまり、「美術館関係者たち(those with power)は一般の方が芸術を楽しむためだからといって
芸術作品の敷居の低いものにするようなことはしないだろう」ということになります

この真逆のことがQ40に書いてあるため正解はNOです


このQ40は難しい問題でした

簡単な単語で書いてあるほど意味がぼんやりしているため
文脈や筆者の意図を読み取る必要があります

このTEST2ではこの問いが最後の40問目だったのでまだ良いですが
このタイプの問題が出てきたら捨てたほうが良いです

考察とアドバイス

難しい単語がそれほどなく内容も分かりやすかったと思います

ただし時間を多く取られてしまう人は多いかもしれません

個人的にIETSのリーディングで一番嫌なパターン問題が3つ以上の形式で別れているパターンです

今回は①穴埋め②選択問題③YES NO NOT GIVENの3つでした

まだ良い方ですが4つに別れると最悪です

問題が多くに別れるとその数だけ頭の中を切り替えないといけません
これが問題を何度も読み返す原因になり結果として時間を消費します

これを未然に解決する方法は

各問題形式の「1問目のキーワードだけ」覚えることです

IELTSは基本的に本文を読み戻りして解くことがありません

ですから

それぞれの問題がいったいどの段落から問われるのか

これを正確に見つけることが逆読みする可能性を大きく減少できます

IELTSは単語力が大前提です

しかしそれだけでも太刀打ち出来ないのがIELTSです

そこで今回挙げたようなテクニックを使って時間短縮を図ってみて下さい

navygrapewalk.hatenablog.jp

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